工場見学
久々に2連休だったので、日帰りで山梨にある工場見学ツアーに参加してきました。
製造業の従事者として他の工場はどんな感じなんだろうという興味と、日常にはない刺激を求めて。
【内容】
リニア見学⇒お昼(山梨名物:ほうとう)⇒信玄餅工場見学⇒サントリー天然水白州工場見学
①リニア見学。
リニアモーターカーの走行の仕組みやその歴史、未来への期待が詰まった内容。
子どもが多くてわりと驚きました。みんな乗り物好きなのね。
仕組みはほぼ物理で、物理が苦手な私は子ども向けにわかりやすく書かれていたのでなんとか理解できた感じ。磁界がうんたらかんたら。
まぁ、それよりも名古屋まで東京から20分ちょいで行けるようになるという図解がありまして、その図示の仕方に感動しておりました。
ほう!こんな表し方もあるのか!!と、目で見て印象に残りやすく分かりやすかったです。あとは磁界の見える化も感動しましたね。
食品工場を見たい私としては申し訳ながら最初は「あーはいはい」といった感じでしたが、意外と楽しめました。
②信玄餅工場見学
さぁ、私が楽しみにしてた所!見学時間はお土産を見る時間も含めて1時間程度でしたが全く時間足りない。もっと見学したかったです(´・ω・`)
感想はというとすごく粉まみれでした。
自分がいった時間には作業を終了してた所もあるので全部は見れなかったのですが、機械洗うときはバシャバシャと水をかけて洗わず、持ち運びできる大きさのは外して水道へ。洗浄後の水もバケツに入れて運んでいたのは粉末を扱うこともあって、工場内の乾燥を心掛けているからかと。
包装室は餅ときな粉を一緒にしている所だからなのか、機械のまわりがとても黄土色!天井近くまで黄土色!!中にいるひとは目が痛くならないのかと思いました。
また、黒蜜ボトルを各ラインに届けるためにロープウェイ?(名前がわからない)なものが天井近くを行ったり来たりしていて面白かったです。もちろんそれも黄土色。
ただ、その部屋にむき出しのダンボールとか紙袋が一緒に置かれていたのはちょいっと不思議でした。
包装に関しては人の手がとても多くかかっていることを知りました。
かた結びや蝶結びは機械でやるよりも人の手でやった方がコスパが良いんでしょうね。
※信玄餅詰め放題もしてきました。私の記録は15個。賞味期限が次の日までとかむりぽ。
言うならば、施設がとてもきれいで、環境を第一にした工場内の緑の多さに圧倒でした。
見学して勉強になったのは、衛生を保つためにも人が工場内へ出入りするのを極力控え、機械のメンテナンスでも新生児を扱うような手袋の穴を2つ付けておくことで機械内の清潔さを保っているとのことでした。
また、ペットボトル自体も自社で製造しているとのこと。
加工食品(今回は水だけども)のあるべき指針を見た気がしました。
その後は天然水やヨーグリーナなどの試飲会といった毎日お世話になってるヘビーユーザーとしてはとても嬉しい内容でした。
ヨーグリーナは美味い。
生鮮食品は、変な農薬を使わず、病気でない傷がない限り内部はとても清潔なんですよね。
ただ、加工して人の手が加われば加わるほどリスクが付き纏ってくるわけですよね。
加工食品の安全を守るのであれば全て機械化にし、なるべく人の手を入れさせない方が安全は守られるんですよね。皮膚常在菌や空気中の菌、異物混入の可能性を防げるから。
ただ、そんな機械を入れるだけのお金も空間もないのであれば人の手でやるしかないわけでして。人の手を増やすのであればその分の異物混入をいかに防いでいくかなのでして。
自分のやるべきことは何か再度確認した工場見学でした。